小さい人達は、
うるさくしているのではない。
普通に話しているのだが、
周波数が高いのだ。
お母さん助けての声が
森でも良く通るように。
2014年 7月27日
湿った暑い空気。高曇り。
今日は日曜日で、薄日が射している。今日の午後僕は新しい自転車を北仙台の自転車屋2輪工房に受けとりにいく。新しい自転車に貼る僕のステッカーを朝起きてから、ずうっと探していたのだが見つからない。
昔モーターサイクルに深く関わっていた時期、僕は4人の気のあった仲間とエンデュランスユニオンというチームを作っていた。何回かレースの主催などもして、面白くて息の合ったグループだったのだが、メンバーが徐々に社長など責任あるポジションについてきて忙しくなり、いつのまにか活発な遊びの活動からはとうざかってしまた。その時のチームステッカーを、僕は今でも、自分の移動手段関係の機材に必ず貼る事にしている。残り少なくなってきているが、全部使い切る前に僕の方がいなくなるだろう。
そういう(僕にとってだけ大切な)ステッカーが見つからない。確かシステム手帳のポケットに入れていたはずなのだがそこにない。あせりますね、こういう時って。そんなに広くない家の上から下まで、思い出す所を片っ端からひっくり返してみたがない。朝から動かないでいても汗が出る日なので、どっといっそう汗が出る。最終的には、目の前の一番目につく所にそっと置いてあったのを見つけた。ちゃんと困らないようにしてあったのだ。いやはや、しかしよかった。
最近、僕の着ている物がいっせいに限界に来ている。小さい人たちとトトロに会う練習のため薮の中に潜り込んだりして戻ってくると、何かに引っかかったという感じはないのに、アロハシャツの肩口がゾックリ口を開けていたりする。もう布自体がふけてしまっていて、手で引っ張っただけでさけてしまうのだった。はいているショートパンツはパタゴニアのセルフスタンダップというやつで、オーガニックコットンになる前の硬く強い素材なのだが、腿と擦れる所がすり切れてきて、はみだした糸屑を何気なく引っ張ると、ゾゾゾッと折り返し全体がほつれてきたりしてあせる。気に入った物を直して使うという方向で使ってきてここまで来た。自転車などもしかり。使えなくなった物を換えるのではない買い物はしばらくぶりで嬉しい。こういう感じが/も僕のストレスだったのだろうか。
今日とりにいく自転車は、仙台市内を移動するための物。これまでは20インチ内装3段変速の自転車で主に歩道を使って走っていた。でも最近歩行者と付き合いきれなくなってきた。あなたが今どこにいて何してるか少しでいいからまわり見ろよ、といいたくなる人の数が急に増えてきているように思う。この前書いたブログの話のように。なので僕は自転車をきちんと軽車両で使う事にした。今度のは26インチにして、少しいいヘルメットを使い、頑張って車道を走ろうと思う、できるだけね。
新しい物を買うと、僕は少し生き返る。ほんとに僕は70年代に若い頃というのをやってきた人なんだなあと心から思う、いやはや。だとしても、自分の気に入った物を丁寧に使い切る生活をこれからも続けたい。年金だけでやるのは大変だけれど。