水面から見える風景。

橋の上から見える風景。


2013年 4月16日 春霞の空、高し。無風の生暖かい空気。

気にはしているのだが、思えば更新しないまま1ヶ月が過ぎようとしている。
相変わらず、毎日何やかにやドタバタと過ぎて行っている。ブツブツ言いながら、再雇用も2年目にはいってしまった。美術館に出勤するたび、本当に僕は公務員には向いていないの想い深し。4月になったので少し人事異動が有り、一人いなくなって二人新しい人が来た。

年度が替わったので、お話(仕事)の依頼が少し来た。毎週、第2と第3火曜日「そあとの庭」で「美術何でも相談」をすることになった。今日も今から行く。第1回目には、児童館でのワークショップを巡る具体的な相談が来た。ううむ、美術館に来れば良いのに。月の初めにやっていた夜のDVD(S.Mさんによる僕へのインタビュー記録)を見る会は、5月から「右岸の羊座」から大橋たもとの「ターンアラウンド」に変わる。このDVDは映画ではなく美術を巡る作品だということになったらしい。X-Boxでの昼の分はあと数回、そのまま。4月は21日日曜午後2時から、X-Box第3Boxで。あと2回分残っている。4月28日、松島に来て作品を作っているJ.ルースというフランスの美術家の作品の見方のお話を、松島西行戻りの松前のカフェロワンで。作品解説ではなく、現代美術とは何でどう見るのかというあたりを、主に松島商工会の人達等を対象に、というリクエスト。一般の人も参加可らしい。J.ルースは世界的に知られた美術家で、関西大震災時来て、今度は東北に。5月になると仙台市の様々な市民センターで老荘大学が始まる。何回か呼ばれて、美術を巡るお話。地元の街を解説するボランティアの人達に、その街にある変なもの(ほぼすべてが美術の作品のようなのだが)をどう説明すれば良いかの相談に乗るのが一番面白そう。その間をぬって、幼稚園や保育所の美術館探検の予約が既に重なるように入っている。なんで僕が辞めると来るのかなあ、という感じ。辞めてないときも来ていたのだろうが、辞めたので気になるのかな。

ペレットストーブは快調で、だいぶ暖かくなってきた最近も毎日焚いている。目に見える火がそばに有るのは嬉しい。梅雨頃までは炊き続けられるように、この前栗原市志波姫町まで、自分でペレットを10袋買いに行ってみた。それはつつがなく済んだのだが、車のブレーキの感じがなんだか変だったので、日曜に仙台ルノーに見てもらった。結果、前のディスクブレーキ総取り替え。いやはや。モーターサイクルに乗って以来、同様の故障は何回も経験していたのに、ここにきて失敗。3月末あたりから、軽く追突はするは、一時停止違反でパトカーに捕まるは、自分の移動手段を巡って、しばらく忘れていた事柄が、次々起こってきた。自覚し心せねばと思う。この前も、デ-スティルにコーフィー豆を買いに行った時、自転車を降りたら何の前触れもなく足下がよろけ、数歩後にふらついた。こういうのも含め、明らかに身体は60歳のおじいさんになって来ているのだなあと思い知らされる。60歳は未だ年寄ではないのだろうけれど、しかし、生き物としての僕はきちんと歳を取ってきているのだという自覚を持ちたい。