よく見える=細部の集積。

顕微鏡の絵を集めると
望遠鏡の絵になるか?。
見えることの点検。

2013年12月 4日 
乾いた空気。なんだか暖かい曇り。

1階玄関三和土のペレットストーブの前で書いている。この次期ここが一番心が和む。低い送風機の音に時々ペレットが転がり落ちてくるカランという音が混じる。2階で明美さんが洗物をしている音がする。

先週、友人に聞いていた山形寒河江の工場にペレットを買いに行った。寒河江中央工業団地にある、山形ウッドエネルギー。詳しい場所を聞いたら、その人が言うには「行けばわかる」ということだった。えーほんとに? で、山形道の寒河江SAから降りて、なんとなくそっちの方向に行ってみた。いわゆる近代的な工場が建ち並ぶ団地の中に、それらの工場の屋根を越える高さに木や材木の残骸と云うかゴミがそびえているのが見えた。工業団地の中にあるちゃんとした山。半端な量ではない。ちょっと見には凄い量のゴミ/残骸。確か津波のひいたあとに見たそれ。確かに行くとすぐわかった。これら残骸ががすべてペレットになるのだ、という工場。
山形を走っていると道ばたの所々で薪を売っている。薪ストーブはここでは普通の暖房のようだ。でもたぶん薪ストーブは薪を燃やす。木の皮から枝から残骸から、すべての木の部分は全部ペレットになる。ううむ、ペレットストーブを使うということ(薪ストーブでなく)は、そういう/こういうことだったのだ/か。ということが一目で実感として分かる。

山形だと10㌔400円。でも、山形の木。宮城県だと10㌔600円。でも、宮城県の木。さてどうするか。今回初めてなので、一応両方買ってみた。しばらく燃え方を比べてみようと思う。