そこに見えるもの。


目をつぶると見えるもの。


丁寧に、注意深く、見る。




2012年 6月13日 冷たい空気。高曇り。

なんだかボヤッとできない毎日が続いている。あっという間にもうすぐ7月だ。2CVはまだ帰って来ない。エンジンのオイル漏れを直すのに手間がかかっているようだ。

5月末から始めたガレージセールは、正規の3日間の後、秘密夜間(会員制)、付録、付録+、最終、本当の最終と続いて、今日夕方、一応終了。面白い。面白かった。これは誰もいらないだろうなと思っていた物から無くなっていって、本当に普通の物だけが残っていく。普通の物は誰もいらないのだ。

時々新しくできた近くの市立図書館に本を借りに行く。借りるのは通勤の時に読む、文庫のミステリーか、何回も繰り返して読む池波正太郎。2週間借りられるのでたいてい限度一杯の6~7冊借りる。今回も6冊借りてきた。全部外国のミステリー。でも、4月以降は週3日しか通勤しなくなったので、読み残さないように時間を作って読む。でも読み残す。

休みの日にガレージセールをしていると、誰か彼かが友達連れで来て話し込み、時間が過ぎる。古くからの友人から連絡が入って、彼の休みの日、電車と地下鉄を使って近くの駅まで行き、そこからゆっくり小一時間歩いて昼飯を呼ばれ、物凄く手をかけた美味しいカレーを食べながら半日話をして、また歩いて帰ってくる。朝一で歯医者に行って定期点検手入れ(今回、親知らずが少し動くというのが見つかった)をしてもらい、その後の時間を使って、田尻町で小さなラジエターの工場を経営している古くからのモーターサイクル友達に、例の手ぬぐいを持って行く、というのを高速道不使用でやってみる。今日はやっと何も予定のない日だったので、少し朝寝坊をして起きたら、何と朝の10時からNBAのファイナルをBSでやっているではないか。いやはや。集中して見終わったら(と言いながら、昼に自分でそばを作って食ったりしてはいたが)、もう1時過ぎだ。その後の時間で、庭の草刈りをして、ゴミ袋3杯分の草を刈り、16時から鍼灸のK子さんが来て全身のバランス点検。これを書いてもう20時過ぎだ。明日からまた美術館だから今日はもう寝よう。

という感じに本を読む時間が取れないでいる。いやはや、何をか言わんやではある。