私の表現に出る、

私の生き方。

私の生き方の、

なんといい加減なことか。

2021年 9月24日

乾いた涼しい空気。少し見える青空から差す強い日光。

17日から20日にかけて、浜松に行っていた。18〜19日に、11月にやる活動の打ち合わせで呼ばれたのだが、事前にゆっくり常磐線で行って、終わった次の日再び常磐線で帰るというのにした。前に愛知県豊田市に呼ばれた時、フェリーで片道1日半かけて行った時の往復に比べればなんのことはない。台風の移動と重なって、僕が一人で下見をしている時だけ、強い雨降り。それはそれで感慨深い数日だった。


今回の活動場所は浜松市の浜北区という場所で、とにかく箱根を越えた西側に、変な思い込み(こっち側が本当の日本だという様な)を持っている僕にとって、徳川家の管轄内深い場所でのウロウロ歩きは、置いてある(または、落ちている)石一個毎に何か読み取るものやことがある様に見えて、面白かった。こういう感じは、三内丸山縄文遺跡と吉野ヶ里弥生遺跡を両方見た後で感じた、日本の出来様が腑に落ちた時以降に起こる変な感じだ。

昔ニューヨークにいた時、友人だった東洋人のおばさんに、貴方はツングースなの?と聞かれたことがあった。その時はなんのことかわからなかったが、今、浜松から遠州鉄道に乗って浜北の方に向かっていると、周りの人たちのほとんどが僕とは違う骨格(顔つき)の人たちである様に見えてきて、不思議な想いが身を包む。

僕自身がそこにいるだけで、世界はかくも面白い。