2011年 1月25日  広い青空に小さい白い雲。乾いた冷たい空気。



昼過ぎ、出版元のO泉君が出来立ての本を持って来てくれた。1月31日に書店に並ぶはずの僕の本。

仙台文庫ー2 『大きな羊のみつけかたー「使える」美術の話』。
発行 メディアデザイン 電話022-224-5308。
発売 有限会社本の森  電話022-712-4888。

目次
美術を使おう
保育園児と大学生のための「美術を考える授業」
小学生と中学生のための「美術って、本当のところどうなんですか?」
美大の学生のための「写真機ができても
               絵を描くことを続けるのはなぜか?」
美術/図工の先生のための「美術/図工教育は何のためにあるのか?」

美術館を使おう
美術としての教育、教育としての美術 宮城県美術館から見た美術教育
学校と美術館の連携のために
表現行為としての鑑賞 本物を見るということは、何を見ることなのか
美術であるということ 障害者美術展に関わって

質問に答えて
美術の使い方/実践編

あとがきとして  齋正弘のできかた

全220ページ  定価 987円(940円+税)

これは普通の(流通にのる)本なので、本屋さんに頼めばどこでも買える(はずだ)。いろいろいそがしい出来事があった2010年、この本がその一応の上がりになるのだろうか。美術館での美術教育を巡る、僕の30年の実践のまとめ。なんだか不思議な気持ちだ。

急いで、一応、お知らせ。