6月20日に書いた鼻の奥の痛みは、ちゃんと風邪になって、活動の合間を縫って、何日か休んだ。驚いたことに、日中、ぐっすり眠れて、結構疲れてたんだな。あぶないあぶない。休みのはずの月曜日に、授業以外に何かかにか用事が入って、何となくリラックスできないまま、休んだ気になって、15日間連続仕事モードだったりしていたのだった。やってることが、全部面白いんで、ふとやってしまい、するとやっぱり面白くて集中してしまって、気付くとこたこたになってる悪循環。
何かをあきらめる必要がある。今、家の玄関の土間は、ちょっとした自転車屋さんになってしまっているし、Gゲージと、プラモデルの気になる情報が入ってきているから、決断しなければいけないし、岩沼桜寮の展覧会も近づくから、制作しなくちゃねだし、庭の植木も元気に葉っぱが茂り始めてきたので、植木屋さんに電話して相談をした方がいいようだし、今年こそは阿武隈川でカヌーなんじゃないのとも思うし、酒田の保育園の人たちにも会いに行って元気でねの話をしながら、ついでに大松屋にも行かなきゃなんないし、ああそのためには、2CVの気になってるところを早く直さないといけないし、いっそ、トランザルプ(モーターサイクル)で行ってしまえば簡単だなんて思ってしまうし、そのためには、ベルスタッフ(ライディングジャケット)の水洗いをしなくちゃなあ。ううむ、とにかく、なんか考えがまとまっていないと思う。優先順位を考えて、一つ一つやっつけよう。でもこれって、なんか病気っぽいなあ。一週間は、ほんとにすぐ過ぎる。
授業第10回。前回の授業の後の感想と質問で、この授業では、ペープサートの作り方を教えてくれないので、保育実習の時に困る、と先輩が言っていたのだが、しないんですか?という質問あり。さてどう答えればいいのだろう、というより、どう考えればいいのだろう。私の答え。しない。理由。ここは、4年制の大学の保育科で、図工は、前期だけ2単位分しか授業時間がないから。ペープサート作りが上手になるため大学に来たのだと思っていた人は、そもそもの考えがまちがっていたので、大学はすぐやめて、専門学校に移りましょう。私たちは、ペープサートの様な物やことが必要になったとき、そういうようなものをはじめから考えつくことができる人になることを目指して、勉強しているのです。大切な問題なので、つい一生懸命話してしまった。二つ目の話題は、前回の、たき火がうまくできなかった人が大変多かったことの、私の反省。始めにマッチの木(軸木)に火を移し、それを紙に移し、乾いた松葉に移し、細い枝に移し、息を吹きかけ、小指くらいの枝に移しそれを集めてたき火が始まる、っていうあたりから、ちゃんと説明しないといけなかったのだ、最近では。各自自分で何回かやってみて。
さて今日の活動。前の時間に連絡しておいて、各自3日分の古新聞紙を持ってきている。机を前と後ろに寄せて、教室の中央を大きくあける。そこに全員腰を下ろし、新聞紙を短冊状に裂く、壊す。持ってきた分全部をビリビリにする。やってみるとわかるが、新聞紙は、簡単に裂ける方向がある。それを探し、できるだけほそく細かく裂く、裂いた物は各自確保しておく。新聞紙を裂く音だけがしばらく続く。直に、ほぼ部屋いっぱいの新聞紙の海ができる。全員がほぼ全部の新聞紙を裂き終えたら、各自裂いた物を両手に持てるだけ持って中央に押し合いへし合い集まる。号令に会わせてそれを上に投げ上げる。何回か繰り返す。一息ついたら、A組の人が、上を向いて床に寝る。B組は、その上に紙を降らせる。交代して行う。満足したところを見計らって、教室中央に紙を集めて小山にし、中を匍匐前進で通り抜ける練習をする。これがハムスターになる練習。紙くずをみんなで力を合わせてゴミ袋に詰めて終了。ハウスダストアレルギーの人は残念ながら離れてみてるほかない。この次も、古新聞紙を使う活動。3日分の古新聞紙とセロテープを一巻き持ってくる。