5月8日 ヘンな曇の一日。薄ら寒く桜の花と葉が一緒にでている。

 大学の授業3回目。前の授業での感想と質問に答える。

木を削って、何を学ぶのですか?一言では説明できないので、この活動を行います。「熊のプーさん」のお話の最後の章を理解するため、といってもいいのだが、もっとわからなくなるかな。板を作ってどうするのですか?板を作るだけです。ほかに目的はありません、という目標。美術は、こういう風なものなのです。ナイフの正しい使い方を教えてほしい、そうすれば子供たちにももっとナイフの使い方を教えてやれる。あなたがナイフの使い方を覚えた方法を教える、という意識。私たちは何のため、この授業を行っているのかを自覚しよう。あなたの改革が目標で、子供に教えるため、ではない。先生は、上手に板が作れるのですか?良いコーチは、選手より何が上手にできる人ですか?私ができるかどうかは、それは、あなたが子供より上手にできるかどうかと同じだけれど、あまり関係ないことだ。ナイフを使うこと自体がこわかったです。本当のことを言うと、こわいは、面白い、難しいは、楽しい。感想と質問はもっといろいろあって、これに答えていると、そしてそれは大切なことのように、私には思えるのだが、時間がなくなる。
 今日の活動。自分の好きな鉛筆を手で、二つに折りなさい。その後鉛筆の木を削って、芯だけ提出。提出に際しては、「ウエルカム芯さん!」という形にして提出すること。というもの。前回の板を含め、提出は、この授業最終回までであればいいので、各自納得するまで作業してからでよい。

5月7日 僕の休みになると曇る。気温もなんか肌寒い。

 ううむ、こういう形(日記のような)で話をとどめておくのは、僕にとってはなかなか大変だ。というより、なじまない。だから、記録(更新)が、飛ぶね。これを書く時間があるときに、ほかにやることが、次々あって、それをかたつけてから、と思っていると、忘れて、寝てしまっている。電車の模型で遊んだり、20年ぶりで戻ってきた娘のBMXの修復とかの方なんかがやっぱり大切で、面白いのだ。公開することが幾つかある。


 大学の授業2回目の報告。4月24日。第一回の授業の感想と質問に答える。省略。実技は、まずみんなで、ナイフで削るものを探しに裏山へ。裏山って、大学の敷地ににある修道院の前にあるちょっとした松の林。おちているちいさい枝を各自5本ずつ拾って、地面に刺して立てる。その後、自分の親指程の枝を拾って教室に帰る。枝を、持ってきた自分のナイフで削って、提出品は、幅の狭い小さな板。「幅の狭い小さな板」とは、どの様な物かは、後で、僕に聞かれたら、答えられる程度に、各自(当たり前だけど)考えて、決めること。それはどのような物のことかは、俺に聞くな、という指示。はじめ、すごくざわざわするが、すぐに、シンとなって、皆一心に削り始める。時間が来て、感想と質問を書いて提出。板は、納得するまで作って、この授業終了時(たぶん7月の終わり頃)までに提出すればいい。という授業。この次の授業は、ナイフと、あなたの好きな鉛筆を一本もってくること。
 報告。4月21日金曜日から、河北新報夕刊に、「美術、ほんとのところ」という小学5年生から中学3年生までの読者を想定した美術を巡るエッセイを書き始めた。毎週金曜の夕刊に、10回連続を予定。挿絵は齋悠記さん。新聞の印刷だと、うまくでないが、実物は布のコラージュで、なかなかすてき。話は、僕が、美術館でいつもしている物で、聞いたことがある人はあ、あの話だな、という物。私としては、毎回の話に、悠記さんが、どのような挿絵を作ってくるかの方が興味深い。