僕の見ているものは、
僕の頭の中にある世界。

僕の知らないものは、
見えていても見えない。

世界は常に狭く広い。

2018年5月1日
快適な気温と空気。

昨年の1月末に明美さんが突然死んでしまい、しばらく一人暮らしをしていた。特に何かを打ち合わせたわけではないのだが、今年の4月から、東京の調布に住んでいた次女一家5人が、トラック1台分の荷物と一緒に、岩沼に引っ越してきて、今、家の二階は彼らの住処になっている。周波数の高い声が家中に満ちている毎日。
僕は前に明美さんがいた部屋を勉強部屋に改装して、主に1階に住んでいる。二階に行くのは、ご飯だよと呼ばれた時と寝る前にお風呂に入りに行く時ぐらいになった。前から寝室として使っていたところは寝る時と、趣味の活動をする部屋として整理している。まだなんとなくざわざわしているけれど、すぐに最初からそうだったように思える形に落ち着いていく気がする。

ここしばらく、このブログは静かなままだったけれど、そういうことが僕の上をものすごく凝縮した形で通り過ぎて行った。

先週、いつものようにW.Kさんに午後から整体と鍼をして、体のニュートラルをまとめてもらい、その後、彼女の車に乗せてもらって仙台駅前に出て、梨木香歩と、トム-クランシーの新しい文庫を買ってきた。今日は暖かい良い天気の日だったので、11時半に家を出て、歩いて千貫山に向かい、元の粗大ゴミ焼き場へ登る道の途中から深山に直登し、そこでしばらくその本を読んだ。息が落ち着いてから、頂上から裏に降りて、柴田町ハイキングコースの鬼石の脇を下る道で山神社社務所脇に出て、昔サンクスだったファミリーマートでサンドウイッチを食い、常磐線のガードをくぐってトーヨータイヤの裏に出て、産業道路を歩いて帰ってきた。少し疲れて、帰ってからハンモックでしばらく昼寝。孫が起こしにきてみんなで揃って夕飯を食べ、こころ旅を見ていたら9時になって、もう今日は寝よう。


最近だいたいこういう毎日に落ち着き始めている。