2010年4月14日  冷たい空気の暖かい空。

数年前に美術館で作った「美術探検」の報告用小冊子が、ついに品切れになった。公共の予算で作ったから、欲しい人には区別差別なくあげていたのだ。この本は鑑賞活動の報告書なのだが、その内容は、美術館での様々な活動の基本になるものなので、これからも使うだろうと思い再版しやすいように、少し書き足したりして、売ることの出来る形の本にしようと考えた。で、そのつもりで読み返してみたら、これはこれで完結しているのだということがはっきりした。拳は振り上げてしまったのでそのまま降ろすのもなんんだから、新たに何かまとめてみようと思う。さしあたって、どうして基礎教育の学校で表現系の授業をするのか?あたりから書いてみようと思っている。